屋上緑化とは・・・
建築物緑化の効果・効用
都市におけるヒートアイランド現象の緩和、良好な自然的環境の創出のためには、既成市街地における緑化の推進が求められており、その手法の一つとして建築物の緑化があります。
下記に示すように建築物の緑化は、直接的な効果として「身近な環境の改善効果」と「経済的な効果」に整理され、それらの効果が直接、間接に集積し複合することにより「都市の環境改善効果」など社会的な効果に結びつきます。
建築物緑化の効果の中には、快適性の向上や電力などのエネルギー消費の低減、イメージアップ効果など、個々の建築物への多くのメリットがあります。そして個々の建築物が積極的に緑化されることにより、これからの都市づくりの基本的な目標である環境低負荷型、自然共生型、循環型の都市づくりの実現に寄与することとなります。
・・・直接的な効果・・・
(1)身近な環境の改善効果
①物理的環境改善効果
●夏季の室温上昇抑制 ●騒音の低減
②生理・心理効果
●豊かさ安らぎ感の向上 ●ストレスの低減、疲労の回復
●余暇的効果、リフレッシュ効果 ●身近な情操・環境教育の場の創出
③防火・防熱効果
●火災延焼防止 ●火災からの建築物保護
(2)経済的な効果
①建築物の保護効果
●酸性雨や紫外線などによる防水層などの劣化防止
●建物の膨張・収縮による劣化の軽減
②省エネルギー効果
●夏季の断熱、冬季の保温
③宣伝・集客効果
●建物の修景 ●屋上ガーデン等への活用
④未利用スペースの利用
●従業員等の厚生施設 ●地域住民への公開
・・・社会的な効果・・・
(3)都市の環境改善効果
①環境低負荷型の都市づくりに貢献する効果
●都市気象の改善(ヒートアイランド現象の緩和、過剰乾燥の防止)
●省エネルギーの推進(エアコンに掛かる電力の低減等)
●空気の浄化(CO2、NOx、SOx等の吸着等)
②資源循環型の都市づくりに貢献する効果
●雨水流出の遅延・緩和
③自然共生型の都市づくりに貢献する効果
●都市内への自然環境の創出
●都市の快適性の向上(潤い、安らぎ感の創出)

屋上緑化で夏の暑さ対策 ─ポプラ会クローバー荘─
群馬県館林市は、日本屈指の晴天率を誇り夏の暑さの厳しい地域です。この地域にある平屋建ての特別養護老人ホームクローバー荘は、夏の暑さ対策の為に屋上緑化を実施しました。屋上緑化を行っていないコンクリートの屋根面は50℃にも達しています。緑化を行った屋根面(緑化面下)では30~35℃で温度が一定に保たれています。部屋の温度も約4~5℃下がって自然な涼しさを感じます。
グリーンシステム・レンで新築・既存建築物・地上部分の緑化が手軽に実現!
既存建築物の屋上やバルコニー・ベランダを緑化するには、建物の許容容積荷重や運搬などの問題を解決しなければなりません。「グリーンシステム・レン」を使うと手軽に緑化を実現することが出来ます。土を用いての植栽と比べて重さは約10分の1以下、厚さも約5分の1。薄型・軽量ですので作業が容易に行え、現場での加工性にも優れています。1ヶ月後には、緑に覆われた屋上が誕生します。踏み圧に強いため芝生の上を歩くこともでき、屋上のただのコンクリート空間を「新しい癒しの空間」として、有効に利用していただくことができます。








